アンコンシャスバイアスとは
誰もが持っているフィルター
アンコンシャスバイアスは、特別な人だけが持つものではありません。
脳が情報を効率よく処理するために備わっている、誰にでもある自然な機能です。
重要なのは、そこに悪気がないという点です。
悪意がないからこそ自分では気づきにくく、良かれと思った言動が、知らず知らずのうちに相手を傷つけたり、組織の成長を妨げたりすることがあります。
日常のなかに潜む
思い込みの例
バイアスは、ジェンダー、世代、立場、文化など、あらゆる場面に潜んでいます。

良かれと思った
気遣いのすれ違い
子育て中のメンバーに対して「負担をかけないように、簡単な仕事だけお願いしよう」と配慮する。しかし本人は「もっとやりがいのある仕事を任せてほしい」と望んでいる、といった認識のズレ。

知らずに刷り込まれた
役割意識
お母さんは家事、お父さんは仕事といった、幼少期から目にしてきたメディアや家庭環境のイメージ、また家内、主人といった言葉の響きから、無意識に役割を決めつけてしまうこと。

自分の可能性を
狭める思い込み
他者に対してだけでなく、自分自身へのバイアスもあります。「若手の自分が提案しても通らないだろう」「経験がないからこの役職は無理だ」と、自分で自分の可能性に蓋をしてしまうケースです。
気づくことから
始まる変化
私たちは、アンコンシャスバイアスを「完全になくすこと」を目指しているわけではありません。
大切なのは、自分の持っているフィルターに気づき、付き合い方を知ることです。

1. 気づく
まずは「自分にも思い込みがあるかもしれない」と立ち止まり、その存在を認めます。

2. 振り返る
自分の言動や判断が、本当に客観的な事実に基づいているかを一度考えてみます。

3. 緩和する
相手の立場に立って言葉を掛け合えるようになり、不要な摩擦を減らしていきます。
「あなたが悪いのではなく、育ってきた環境がそうさせているだけ」と知るだけで、心がふっと軽くなり、他者との関係性に余裕が生まれます。
私たちが目指す
これからの組織
組織でお互いに「それってアンコンシャスバイアスかもしれないね」と、フラットに指摘し合える文化をつくること。それが私たちのゴールです。
一人ひとりがバイアスから解放されることで、ハラスメントの防止はもちろん、誰もが意見を言いやすい風通しの良い職場になり、多様な人材の力を最大限に活かせる組織へと変わっていきます。

